等位接続詞は 同じ働きをするものを2つ以上並べる 働きをします。
等位接続詞は and・but・or・nor・for・so・yet です。
 
He bought clothes and shoes.
「彼は服と靴を買った」
 
上の例では and が clothes と shoes を並べています。
clothes と shoes は共に bought の目的語 であるので、and が文中で目的語という同じ働きをしている clothes と shoes を2つ並べています。
 
また、等位接続詞が 3つ以上の語句 を並べる場合は次のようになります。
A, B, and C / A, B, C, and D / A, B, C, D, and E
このように並べる一番最後の語句の前にだけ等位接続詞を置きます。
 
Bob, Mary, and Tom are from Canada.
「ボブとメアリーとトムはカナダ出身です」
 
ただし、等位接続詞の中でも for「なぜなら」 と so「だから」 は 文と文を2つ並べる ことしかできません。
 
She was sick, so she went home early.
「彼女は気分が悪かった。だから、彼女は早めに家に帰った」

＜その他の例文＞
How about going to a movie on Saturday or on Sunday?
「土曜日か日曜日に映画に行くのはどうですか」
 
It was difficult to read, for there was no light.
「読みづらかった。なぜなら明かりがなかったからだ」

＜補足＞
等位接続詞の yet「しかし」 は意味的に but と同じ意味を持っています。
 
He ran to the station, yet he missed the train.
= He ran to the station, but he missed the train.
「彼は駅まで走ったが、電車に乗り遅れた」
 
ただし、yet は 副詞 で使われることの方が多いです。意味は「だが、それにもかかわらず」となります。
 
He studied hard and yet he failed.
「彼は一生懸命勉強したがそれにもかかわらず不合格だった」

＜まとめ＞
・等位接続詞は同じ働きのものを2つ以上並べる
・等位接続詞は and・but・or・nor・for・so・yet
・for・so は語句を並べることはできない