高校英文法:接続詞 接続詞と接続副詞

<例文>
He is a fantastic player. However, his performance today was terrible.
「彼は素晴らしい選手です。しかし、今日の彼のプレイはひどかった」

<ポイント>
・接続詞は文と文をつなげることができる
・接続副詞は文と文をつなげることができない

今回は接続詞と接続副詞の違いについて説明していきます。
日本語訳で考えると同じように思えるものも、品詞の違いから使い方が違うので理解していきましょう。
 
< 接続詞と接続副詞の違い >
接続詞と接続副詞の違いは以下の通りです。
 
接続詞 → 1つの文の中で 文と文をつなげることができる
接続詞 → 1つの文の中で 文と文をつなげることができない
 
似たような意味を持つ but と however の例文で詳しく説明します。
 
He is a fantastic player, but his performance today was terrible.
「彼は素晴らしい選手です。しかし、今日の彼のプレイはひどかった」
 
but接続詞 なので、1つの文の中で He is a fantastic player という文と、his performance today was terrible という文を2つつなげることができます。
 
しかし、however接続副詞 なので、上の例文の but の位置に使うことができません。
however を使うのであれば、一度ピリオドを使って文を区切る必要があります。
 
He is a fantastic player. However, his performance today was terrible.
 
よって、but も however も共に「しかし」という意味ですが、使い方が違うので注意してください。
 
< 接続副詞 >
however「しかしながら」
then「それから」
therefore「それゆえ、だから」
thus「したがって」
nevertheless「にもかかわらず」
still「それでも」
moreover「その上、さらに」
consequently「その結果」  など
 
<その他の例文>
The team is not in good shape. Therefore, it is unlikely to win the championship.
「そのチームは本調子ではない。だから、選手権で優勝する可能性は低い」
 
The new PC is high-performance. Moreover, the price is reasonable.
「その新しいパソコンは高性能だ。さらに、値段も手頃だ」
<補足>
接続副詞は文頭に限らず、文中や文末に置くこともできます。
置かれた位置によって意味が変わったりすることはありません。
 
He is a fantastic player. However, his performance today was terrible.
He is a fantastic player. His performance today, however, was terrible.
He is a fantastic player. His performance today was terrible, however.
<まとめ>
・接続詞は文と文をつなげることができる
・接続副詞は文と文をつなげることができない
・接続副詞は文中や文末に置くこともできる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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