高校英文法:付帯状況のwith

<例文>
He lay there with his eyes closed.
「彼は目を閉じて、そこで横になっていた」

<ポイント>
・付帯状況の with は with+O+C の形で用いる
・付帯状況の with は「〜な状態で」と訳すのが基本

付帯状況の with とは 「〜な状態で」 と訳す with のことです。
前置詞は本来、前置詞 + 名詞 と使いますが、この付帯状況の with は with + O + C という形で用います。with + O + C の O + C のところには 文が隠れています
さらに C のところには doing / done / 形容詞 がよく用いられます。

< with + O + doing >
with + O + doing は O + doing の部分に「Oが〜する」という関係の文が隠れています。

She listened to me with tears falling from her eyes.
「彼女は涙を流しながら私の話を聞いた」

with tears falling の部分は「涙流れる」という関係の文が隠れています。
「涙が流れた状態で」→「涙を流しながら」という訳になっています。

< with + O + done >
with + O + done は O + done の部分に「Oを〜する」という関係の文が隠れています。

He lay there with his eyes closed.
「彼は目を閉じて、そこで横になっていた」

with his eyes closed の部分は「目閉じて」という関係の文が隠れています。
「目を閉じた状態で」→「目を閉じて」という訳になっています。

< with + O + 形容詞 >
with + O + 形容詞 は O + 形容詞 の部分に「Oが形容詞だ」という関係の文が隠れています。

You mustn’t speak with your mouth full.
「口をいっぱいにして話してはいけません」

with your mouth full の部分は「口いっぱいだ」という関係の文が隠れています。
「口がいっぱいな状態で」→「口をいっぱいにして」という訳になっています。

<その他の例文>
She stood with her hair waving in the wind.
「彼女は髪をなびかせて立っていた」

Please this sentence with your book closed.
「本を閉じてこの文を復唱してください」

<補足>
with + O + C の C の部分には 副詞前置詞+名詞 が用いられる場合もあります。

< with + O + 副詞 >
She fell asleep with her sweater on.
「彼女はセーターを着たまま寝た」

< with + O + 前置詞+名詞 >
He was standing with his hands in the pockets.
「彼はポケットに手を入れたまま立っていた」

<まとめ>
・付帯状況の with は with+O+C の形で用いる
・付帯状況の with は「〜な状態で」と訳すのが基本

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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