物理基礎:静電気

<ポイント>
・物体が「電気を帯びること」を帯電するという
・帯電した物体に分布する「流れのない電気」を静電気といい、そこにはたらく力を静電気力という
・「電気現象を起こすもの」を電荷といい、正電荷・負電荷の2種類がある
(1)静電気
物体が「電気を帯びること」を帯電するといいます。
そして、帯電した物体に分布する「流れのない電気」を静電気といいます。

また、帯電している物体がもつ電気を電荷といいます。
電荷には2種類あり、正の電荷を正電荷負の電荷を負電荷といいます。

(2)静電気力
正の電荷どうし、負の電荷どうしなど「同じ符号の電荷どうは反発」しあい、
正の電荷と負の電荷の「異符号の電荷では引き合う」。
このように、静止した電荷の間にはたらく力を静電気力といいます。

(3)静電気力の表し方
電気的な力がはたらく空間を「電場(電界)」といいます。
電場がもつ電気の量を電気量として、単位はC(クーロン)で表します。

電気量1Cとは、
「1Aの電流が1秒間に運ぶ電気量を1Cとする」と定義されています。

<補足>
電荷間には「引き合う力」と「反発する力」があるという話をしました。
この「引き合う力」を引力といい、「反発する力」を斥力(せきりょく)といいます。
<まとめ>
・物体が「電気を帯びること」を帯電するという
・帯電した物体に分布する「流れのない電気」を静電気といい、そこにはたらく力を静電気力という
・「電気現象を起こすもの」を電荷といい、正電荷・負電荷の2種類がある

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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