〔質問〕 東ティモールがカトリックなのはなぜですか? |
〔回答〕 東ティモールは旧宗主国がカトリックのポルトガルであったためです。 1975年、クーデターによってポルトガル勢力を追い出したものの、今度はインドネシアの侵攻を受け、併合されることになりました。 |
〔補足〕
インドネシアは、古くはヒンドゥー教国、中世ではイスラム教国が統治し、
大航海時代を経て、まずはポルトガル、その後はオランダが支配しました。
インドネシアは、古くはヒンドゥー教国、中世ではイスラム教国が統治し、
大航海時代を経て、まずはポルトガル、その後はオランダが支配しました。
ポルトガルはマレー半島南部やジャワ島東部などを勢力下におきましたが、この地域の統治はあまり長くはなく、宗教としてもカトリック化するには至りませんでした。
また、この地域は通商上の重要な拠点で、改宗を強要し摩擦が生じるとビジネス面で不利益が生じた可能性もありました。
一方、東ティモールについては統治の期間も長く、こちらはカトリック化に至った、という違いがあります。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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