世界史用語:南伝仏教(なんでんぶっきょう)

上座部仏教の別称。
インドからスリランカを経て、東南アジア諸国へ伝播した様子を指して用いられる。
(補足)
上座部仏教は、原始仏教に近い形態を保持し、個人の悟りを目指す教義を重視している。

この伝播過程では、各地の文化や社会構造に合わせた、それぞれの地域特有の宗派が形成された。
これらの宗派は、地域の言語、文化、習慣を取り入れつつ、上座部仏教の教義や、個人の解脱を目指す実践は保持されている。

なお、大乗仏教は、インドから中央アジアを経て、中国、韓国、日本など北方向経由で東アジアへ伝播したため、北伝仏教とも呼ばれる。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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