【質問】地理:出荷額と付加価値額の違いがわかりません

〔質問〕
出荷額と付加価値額の違いがわかりません
〔回答〕
出荷額については売上高のことと思えばいいです。
例えば、ある工場が製品を100万円で売ったのなら、出荷額は100万円です。

一方、付加価値額は「売上高と仕入高の差」のことです。
例えば、原材料や部品を計60万円で買ってきて、それを加工して100万円で売った場合、「この工場は40万円分の価値を付け加えた」ということになり、これが付加価値額になります。

なお、「出荷額」という言い方はふつうは製造業(工場)や農業のような場合に用いられますが、「付加価値額」に関しては他の業種でも用いられます。
例えば、街中の店が「60円で仕入れたものを100円で売った」場合、その差額の40円は「買い物をしやすいようにこの場所に店を出し、おすすめ商品を選んで提案した」というような付加価値に対応しています。

〔補足〕
なお、企業会計(家計簿の会社版)では、売上高と仕入高の差を「売上総利益」と言います。
また、厳密には「仕入高」よりも「売上原価」という用語の方が正確ですが、上記では簡略化して「仕入高」としています。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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