【質問】地理・経済:銀行とベンチャーキャピタルの違いがわかりません

〔質問〕
銀行とベンチャーキャピタルの違いがわかりません
〔回答〕
資金の提供の仕方に違いがあります。

正確には貸付と出資の違いですが、
主に銀行が行う貸付に関しては、基本的に「全額の返済」を前提に行われるものです。
例えば100万円を貸したのであれば、定期的に利息を受け取りつつ、最終的には元本の100万円も返済してもらいます。
また、どうしても返せなくなった場合に備えて、担保も設定されます。例えば土地を担保として設定した場合、100万円の返済ができなかったときにはこの土地の所有権を渡してもらう、というような取り決めがなされます。

一方、ベンチャーキャピタルなどが行う出資については、その企業が発行する株式を購入するものですが、これは「会社に対する権利」自体を買っていると思ってください。
もし事業が成功したら、会社自体が大きくなるため、権利の価値も(大きく)向上しますが、一方で、失敗したら価値はなくなります。
つまり、「全額が損になるかもしれないが、成功した時にはでかく儲かる」ということを了承した上でお金を出す、というものです。
(もちろん、ベンチャーキャピタルとしても極力損はしたくないですので、どの会社に投資すべきかはじっくり吟味して判断します)

〔補足〕
資金の提供を受ける会社側からすると、成功する自信がある事業であれば借入(かりいれ)(銀行側から見れば貸付)の方が(元本の返済と)利息の負担だけですみます。
失敗する可能性があるなら株式の方が後で負債を背負う必要はなくなりますが、一方で成功した場合にはベンチャーキャピタルに取り分を持っていかれることにはなります。
それぞれに一長一短がある、ということです。
 
なお、通常、出資というと株式による資金提供を指すことが多いですが、広く「資金を出す」という意味で貸付などの場合も含めて指す場合もあります。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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