高校英文法:時制[現在完了形(継続)]

<例文>
He has lived in Osaka for three years.
「彼は大阪に3年間住んでいる」

<ポイント>
・現在完了形の形は have / has + done
・現在完了形[継続]の意味は「(ずっと)〜である・している」
・現在完了形[継続]は 原則、期間を示す語句と一緒に使う

現在完了形は have / has + done という形になります。
現在完了形は ある過去の出来事が現在とつがなっている ことを表しています。
そこから、[継続]・[経験]・[完了]・[結果] という4つの使い方ができます。

[継続]
He has lived in Osaka for three years.
「彼は大阪に3年間住んでいる」

[経験]
I have met him twice.
「私は彼に2回会ったことがある」

[完了]
I have just heard the news.
「私はちょうどその知らせを聞いたところだ」

[結果]
I have lost my key.
「私は鍵を失くしてしまった」

今回は、[継続]を表す現在完了形について説明していきます。

[継続]の現在完了形は 過去のある時点から現在まで続いている状態・動作 を表していて、「(ずっと)〜である・している」 を意味します。

[継続]の意味で現在完了形を使う場合は、「いつから」「どれくらいの間」 といった 期間 を表す語句と一緒に使う必要があります。
よって、期間 を表す語句と一緒に使われている現在完了形は [継続] だと判断できます。

He has lived in Osaka for three years. は for three years「3年間」期間 を表す語句なので、has lived[継続]「住んでいる」 と訳せます。

< 期間を表す主な語句 >
for 〜「 〜 の間」・ since 〜「〜以来」・How long 〜「どれくらいの間」

<その他の例文>
She has been sick in bed for three days.
「彼女は3日間寝込んでいる」

We have known each other since we were children.
「私たちは子どもの頃からお互いを知っています。」

<補足>
現在完了形の中には 現在完了進行形 というものがあります。
現在完了進行形の形は have / has + been + doing[継続]「(ずっと)〜している」 を意味します。
ポイントはこの形になれる動詞は 動作動詞 だけです。

つまり 動作動詞 を使って、「(ずっと)〜している」 を表したければ 現在完了進行形 にするということです。
状態動詞 は 現在完了進行形 になれないですし、現在完了進行形 は[経験][完了][結果]を意味することもありません。

She has been watching TV since this morning.
「彼女は今朝からずっとテレビを見ている」

<まとめ>
・現在完了形の形は have / has + done
・現在完了形[継続]の意味は「(ずっと)〜である・している」
・現在完了形[継続]は 原則、期間を示す語句と一緒に使う
・現在完了進行形は動作動詞の[継続]を表す

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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