高校英文法:時制[have gone toとhave been to]

<例文>
He has gone to Osaka.
「彼は大阪に行ってしまった」

<ポイント>
・have gone to A「 A に行ってしまった」
・have gone to A は[今はここにいない]ことを表している
・have been to A は「 A に行ったことがある」と「 A に行ってきたところだ」の意味がある

現在完了形を用いた have gone to Ahave been to A は形が似ていますが、表している内容は全く違うので、しっかり理解しましょう。

[ have gone to A ]
have gone to A「 A に行ってしまった」 という意味で、[今はここにいない] という現在完了形の[結果]で使われています。

[ have been to A ]
have been to A「 A に行ったことがある」という現在完了形の[経験]の意味と「 A に行ってきたところだ」という現在完了形の[完了]の意味と2つあります。have gone to A と違うことは[今はここにいる] という意味を含んでいることです。

She has never been to Europe.
「彼女はヨーロッパに一度も行ったことがない」
She has just been to the station.
「彼女は駅に行ってきたところだ」

<その他の例文>
He has gone to the movies.
「彼は映画を見に行ってしまった」

She has been to Hong Kong three times.
「彼女は3度香港に行ったことがある」

<補足>
have been to A の意味の判別は、一緒に使われている語句に注目しましょう。

She has never been to Europe. は have been to と一緒に never が使われているので、[経験]「行ったことがない」と訳せます。

She has just been to the station. は have been to と一緒に just が使われているので、[完了]「行ってきたところだ」と訳せます。

<まとめ>
・have gone to A「 A に行ってしまった」
・have gone to A は[今はここにいない]ことを表している
・have been to A は「 A に行ったことがある」と「 A に行ってきたところだ」の意味がある

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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