高校英文法:助動詞 used to

<例文>
There used to be a theater in the town.
「町にはかつて劇場があった」

<ポイント>
・used to は過去の習慣・状態を表す
・used to は「かつて〜してた」「かつて〜だった」と訳す
・過去の習慣を表す would との違いを理解する

助動詞の used to は、「かつて〜してた」「かつて〜だった」 と訳し、過去の習慣・状態 を表します。また、used to は 現在との対比 を表してもいます。

There used to be a theater in the town.
「町にはかつて劇場があった
→ ( 今は劇場はない )

He used to smoke, but he stopped smoking recently.
「彼はかつてタバコを吸っていたけれど、最近やめた」

過去の習慣を表す助動詞は used to 以外に would があります。
違いは次の通りです。

① would は 状態動詞 と使うことができない
状態動詞 を使って 「かつて〜だった」 とする場合は、used to を使います。
would は 状態動詞 と使うことができないので注意しましょう。

② would は昔を回想している
「昔は〜していたなぁ」と回想しているニュアンスを表す場合は would を使います。
used to は 現在との対比 を含んでいます。

I would often go fishing in the lake when I was a child.
「子供の頃よく湖に釣りに行ったものだ」

would を使う場合は when I was a child のように 過去を示す語句 と一緒に使うのがふつうです。

<その他の例文>
There used to be a restaurant on this corner.
「かつてこの角にレストランがあった」

My father used to go fishing on Sundays, but now he doesn’t.
「父はかつて日曜日に釣りに行っていたが、今は行っていない」

<補足>
used to と似た表現に be used to doing があります。意味が全く違うので注意しましょう。

used to do「かつて〜だった」
be used to doing「〜するのに慣れている」

I’m used to staying up all night.
「私は徹夜をするのに慣れている」

<まとめ>
・used to は過去の習慣・状態を表す
・used to は「かつて〜してた」「かつて〜だった」と訳す
・過去の習慣を表す would との違いを理解する

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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