高校英文法:強調構文 It is 名詞 that 〜

<例文>
It is you that are in the wrong.
「間違っているのはあなただ」

<ポイント>
・強調構文は、強調したい語句を It is と that で挟む
・名詞を強調する場合は、It is 名詞 that + 不完全文 〜 になる
・「 〜 なのは 名詞 だ 」と訳す

強調構文は、強調したい語句を It isthat で挟んだ文のことです。

You are in the wrong.
「あなたは間違っています」
主語である You を強調する場合は、You を It isthat で挟みます。
It is you that となり、that の後ろに残りの are in the wrong を置くと、It is you that are in the wrong. となります。

It is you that are in the wrong.
このように 名詞 を強調した強調構文は、that の後ろは 名詞が1つ欠けている不完全文 が続きます。
( that の後ろの欠けている名詞は、強調されている 名詞 です )

強調構文[ It is 名詞 that + 不完全文 〜 ]の訳は、「 〜なのは、名詞 だ 」となります。
It is you that are in the wrong. は「間違っているのは、あなただ」となります。

<その他の例文>
It was John that met Mary at the library.
「図書館でメアリーに会ったのはジョンだった」

It was this restaurant that I visited yesterday.
「昨日私が訪れたのは、このレストランでした」

<補足>
強調される名詞が の場合は that の代わりに who を使うことができます。
It is you that are in the wrong.
= It is you who are in the wrong.

強調される名詞が もの の場合は that の代わりに which を使うことができます。
It was this restaurant that I visited yesterday.
= It was this restaurant which I visited yesterday.

<まとめ>
・強調構文は、強調したい語句を It is と that で挟む
・名詞を強調する場合は、It is 名詞 that + 不完全文 〜 になる
・「 〜 なのは 名詞 だ 」と訳す
・強調される名詞が 人 の場合は that の代わりに who が使える
・強調される名詞が もの の場合は that の代わりに which が使える

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています