高校英文法:複合関係詞 however「たとえどれだけ〜しても」

<例文>
However hard you work, you won’t be promoted this year.
「たとえどれだけ一生懸命働いても、あなたは今年昇進できないでしょう」

<ポイント>
・副詞節のカタマリをつくる
・however の後ろは「形容詞・副詞 + S V 〜」が続く
・however は no matter how に置き換えられる

however + 形容詞・副詞 + S V 〜副詞節 をつくり 「たとえどれだけ〜しても」 という意味になります。
副詞節をつくる(副詞と同じ役割をする)ということで、文中で「主語・目的語・補語・前置詞の後ろ」の位置では使えないということになります。(副詞節は動詞や文全体を修飾します)

however は語順に注意しましょう。however の直後に形容詞副詞を置いてから S + V 〜 が続きます。
「たとえどれだけ一生懸命働いても」を表す場合、however hard you work というように、however の直後に 副詞 hard を置きます。however you work hard とならないことに注意して下さい。
 
 
また however 形容詞・副詞 + S V 〜no matter how 形容詞・副詞 + S V 〜 に置き換えることができます。
However hard you work, you won’t be promoted this year.
No matter how hard you work, you won’t be promoted this year.

<その他の例文>
However hard I tried, I couldn’t repair the computer.
「どんなに一生懸命やっても、私はそのコンピュータを直せなかった」

He plays the piano every day however busy he is.
「どれだけ忙しくても、彼は毎日ピアノを弾いている」

<補足>
however S + V 〜 と however の直後に形容詞や副詞がなければ、「たとえどのように〜しても」という[手段]を表します。
この場合、no matter how S + V 〜 に書き換えることもできます。

However you go to Australia, you cannot go there in three hours.
No matter how you go to Australia, you cannot go there in three hours.
「たとえどのように(どのような手段で)オーストラリアに行っても、3時間でそこに行くことはできません」

<まとめ>
・副詞節のカタマリをつくる
・however の後ろは「形容詞・副詞 + S V 〜」が続く
・however は no matter how に置き換えられる

・however S + V 〜 は「たとえどのように〜しても」を表す

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています