高校英文法:複合関係詞 whenever「〜するときはいつでも」

<例文>
You can come whenever you want to come.
「来たいときはいつでも来ていいですよ」

<ポイント>
・副詞節のカタマリをつくる
・whenever の後ろは完全文が続く
・whenever は (at) any time に置き換えられる

whenever + S V ~副詞節のカタマリをつくり 「~するときはいつでも」 という意味になります。
副詞節をつくる(副詞と同じ役割をする)ということで、文中で「主語・目的語・補語・前置詞の後ろ」の位置では使えないということになります。(副詞節は動詞や文全体を修飾します)

You can come whenever you want to come. は whenever you want to come が You can come を修飾します。
文(正確には節)としては「あなたは来ていい」で完成していますが、それに対して「来たいときはいつでも」というのを付け加えている、という構造です。

また、whenever の後ろの部分(you want to come)は完全文になっています。
(※ 完全文・不完全文についてはこちら
 
 
なお、whenever + S V ~(at) any time + S V ~ に置き換えることができます。
You can come whenever you want to come.
= You can come (at) any time you want to come.

<その他の例文>
You may leave whenever you like.
「好きなときにいつでも帰ってかまいません」

Come and see me whenever you are in Osaka.
「大阪にいるときはいつでも私に会いに来てください」

<補足>
whenever + S V ~ は「~するときはいつでも」以外に「たとえいつ~しても」という訳し方もあります。どちらで訳すかは文脈によって判断する必要があります。
「たとえいつ~しても」を意味する whenever + S V ~ は no matter when + S V ~ に置き換えることができます。
<まとめ>
・副詞節のカタマリをつくる
・whenever の後ろは完全文が続く
・whenever は (at) any time に置き換えられる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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