高校英文法:複合関係詞 whoever ①(名詞節)「〜する人は誰でも」

<例文>
I’ll take whoever wants to go with me.
「私と行きたい人なら誰でも連れて行ってあげますよ」

<ポイント>
・名詞節のカタマリをつくる
・whoever の後ろは主語がない不完全文が続く
・whoever は anyone who に置き換えられる

whoever + V ~名詞節のカタマリ をつくり、「~する人なら誰でも」 という意味になります。
名詞節をつくる(名詞と同じ役割をする)ということで、文中で「主語・目的語・補語・前置詞の後ろ」の位置で使われます。

I’ll take whoever wants to go with me. は、whoever wants to go with me が take の 目的語 になっているというもので、「私と行きたい人なら誰でも(を I’ll take する)」と訳すことができます。

また、whoever の後ろの部分(wants to go with me)は不完全文になっています。今回の場合は主語が抜けています。
もしくは、whoever wants to go with me の中で「whoever が wants to go with me の主語になっている」という解釈もできます。
(※ 完全文・不完全文についてはこちら
 
 
なお、whoever + V ~anyone who + V ~ に置き換えることができます。
I’ll take whoever wants to go with me.
=I’ll take anyone who wants to go with me.

<その他の例文>
Whoever leaves last has to turn off the lights.
「最後に出る人は誰でも明かりを消さなければなりません」
(Whoever leaves last がカタマリとして主語に)

She told the story to whoever wanted to hear.
「彼女はその話を聞きたい人ならだれにでも話をした」
(whoever wanted to hear がカタマリとして前置詞の目的語に)

<補足>
whoever + V ~ が 主語 で使われると 三人称単数扱い になります。
Whoever leaves last has to turn off the lights. は Whoever leaves last が 主語 になっているので、has to turn というように 動詞に三単現のs がついています。

<まとめ>
・名詞節のカタマリをつくる
・whoever の後ろは主語がない不完全文が続く
・whoever は anyone who に置き換えられる

・whoever + V ~ が 主語 になると 三人称単数扱い になる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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