【英文法】選択肢判別法:(119) as long as と as far as

大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
 
【 as long as 】
as long as SV ~ は 「〜するなら」「〜する間は」 を意味する 接続詞 です。
 
You can stay here as long as you keep quiet.
(あなたが静かにするならここにいてもいいですよ)
 
【 as far as 】
as far as SV ~ は 「〜する限り」 を意味する 接続詞 です。
 
As far as I know, he is the best doctor.
(私の知っている限り、彼は最高の医者です)
 
< as long as と as far as の違い >
as long as と as far as で迷ったら、if「もし〜なら」を使えるかどうかで考えてみましょう。
 
if「もし〜なら」を 使えるas long as
if「もし〜なら」を 使えないas far as
 
上の例文では、
if you keep quiet「静かにしてくれるなら」とできるので、as long as you keep quiet と as long as を使っています。
 
また、as far as は次の2つの表現でよく狙われるので覚えておくようにしましょう。
as far as S know 「 S の知っている限り」
as far as S be concerned 「 S に関する限り」
 
これを踏まえて、次の問題を見てください。

次の選択肢の違いを考えてみよう。
You can use the room as (  ) as you keep it clean.
1. far
2. long
3. much
4. many

《解くpoint》
as long as か as far as か
 
空所の後ろには you keep it clean と S V ~ が続いているので、空所には 接続詞 が入るとわかります。よって、as far as か as long as になる 1 か 2 に選択肢が絞られます。
 
内容面から考えると「もし部屋をきれいにしておくなら」という意味が通じるので、2. long が正解になります。
 
You can use the room as long as you keep it clean.
(もし部屋をきれいにしておくなら、その部屋を使ってもいいですよ)
 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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