大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 would rather do 】
助動詞 would rather do の意味は 「むしろ〜したい」 という意味です。
I would rather go to the baseball game.
(むしろ野球の試合を見に行きたい)
否定文になると would rather not do「むしろ〜したくない」 となります。
I would rather not go to the baseball game.
(むしろ野球の試合は見に行きたくない)
文法問題に関しては would rather do ~ than do …「…するくらいならむしろ〜したい」 がよく狙われます。狙われるポイントは than の直後が 動詞の原形 になるところです。
I would rather remain poor than do illegal things.
(違法なことをするくらいならむしろ貧しいままでいい)
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
I would rather stay at home than ( ) to the movies.
1. to go
2. going
3. go
4. should go
《解くpoint》
① would rather do ~ than do …
would rather do ~ than do … は than の直後が 動詞の原形 になるので、3. go が正解選択肢になります。
このタイプの問題では 1. to go のように to do という間違い選択肢が使われるので注意しましょう。
I would rather stay at home than go to the movies.
(映画を見に行くくらいならむしろ家にいたい)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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