大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 仮定法現在 】
仮定法現在とは、要求・提案・主張 を表すものの後ろに that S 原形 ~ もしくは that S should do ~ が続く形のことです。
She insisted that she go there alone.
She insisted that she should do there alone.
(彼女は1人でそこに行くと主張した)
insisted と 過去形 になっているので that she went としてしまうと間違いになるので注意しましょう。
また、that S 原形 であり 現在形 ではないので、that she goes も間違いとなります。
要求・提案・主張 を表すもの
insist
suggest
request
demand
recommend
propose
ask
order
it is necessary
it is essential
it is important
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
The court requested that he ( ) a fine.
1. pays
2. pay
3. paid
4. had paid
《解くpoint》
① 要求・提案・主張 に続く that 節
The court requested と 「要求する」 を表す requested に続く that 節 の中の動詞の形が問題になっているので、動詞の原形 か should do になっている選択肢を探しましょう。2. pay が正解選択肢になります。
1. pays は 現在形 になっているので間違い選択肢になります。
The court requested that he pay a fine.
(裁判所は、彼に罰金を支払うように求めた)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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