【英文法】選択肢判別法:(52) 時・条件の副詞節ルール

大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
 
【 時・条件の副詞節 】
時・条件の副詞節 の中では 未来 のことをでも動詞を 現在形現在完了形 にします。
 
You must wait until he comes back.
(彼が戻ってくるまであなたは待たなければなりません)
 
Lend me the comic magazine when you have read it.
(あなたがそれを読み終えたら、私にそのコミック雑誌を貸してね)
 
このルールに関するポイントは、時・条件の副詞節 をつくるものをしっかり覚えておくことです。
 
時・条件の副詞節をつくるもの
when「〜とき」
if「もし〜なら」
after「〜後に」
before「〜前に」
until「〜までずっと」
till「〜までずっと」
by the time「〜までに」
as soon as「〜すぐに」
unless「〜しない限り」
whenever「〜いつでも」

 
このルールに関する問題で、選択肢に 現在形現在完了形 が残れば、「〜し終える」 という意味が当てはまるかどうか考えましょう。
「〜し終える」 が当てはまれば 現在完了形 の選択肢を選ぶようにしましょう。
 
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。

次の選択肢の違いを考えてみよう。
If it (  ) raining soon, shall we go out for a walk?
1. will stop
2. would stop
3. stops
4. stopped

《解くpoint》
① 時・条件の副詞節
条件の副詞節をつくる If のなかの動詞の部分が空所になっていることに注目しましょう。soon「すぐに」未来 の内容になっているが、条件の副詞節 の中なので、動詞には will を使わずに、現在形 にしなければならないので、3. stops が正解選択肢になります。
 
1. will stop を選ばないように注意しましょう。
 
If it stops raining soon, shall we go out for a walk?
(すぐに雨が止めば、散歩に行きませんか)
 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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