大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 使役動詞 make の受動態 】
使役動詞 make を使って 「 O に〜させる」 とする場合は S make O do と表します。
I made the students study after school.
(私はその学生たちに放課後勉強させた)
そしてこの S make O do を受動態にすると O be made to do「 O は〜させられる」 となります。
The students was made to study after school.
(その学生たちは放課後勉強させられた)
注意点は O be made do とならないところです。
(×) The students was made study after school.
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
I was made ( ) for over an hour.
1. wait
2. waiting
3. waited
4. to wait
《解くpoint》
① 使役動詞 make の受動態
S made me wait for over an hour.「 S は1時間以上私を待たせた」の受動態は I was made to wait for over an hour「私は1時間以上待たせられた」となるので、4. to wait が正解選択肢になります。
1. wait を選ばないように注意しましょう。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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