【英文法】選択肢判別法:(19) each と every

大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
 
【each と every】
each と every は共通点と相違点があるので、それぞれしっかり覚えておきましょう。
 
< each と every の共通点 >
each と every を形容詞で使う場合は、ともに後ろに単数形の名詞がきます。
 
each + 単数形
every + 単数形
 
< each と every の相違点 >
each は直後に of + 複数形 を続けれますが、every は直後に of + 複数形 を続けれません。つまり、each は代名詞として使えますが、every は代名詞としては使えないということです。
 
(○) each of the children
(×) every of the children
 
each of 複数形 が主語で使われる場合は、3人称単数扱いになることも覚えておきましょう。
 
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。

次の選択肢の違いを考えてみよう。
1. Many of the girls is
2. Each of the girls is
3. Every of the girls is
4. Some of the girls is

《解くpoint》
① each と every
every of 複数形 とは使えないので、3. Every of the girls is は間違い選択肢になります。
 
each of 複数形でかつ、主語に使うと3人称単数扱いになるので、2. Each of the girls is が正解選択肢になります。
 
② many of 複数形 と some of 複数形
many of 複数形 と some of 複数形 を主語に使うと複数扱いになるので、1. Many of the girls is / 4. Some of the girls is はそれぞれ is が間違っています。are であれば共に正解になります。
 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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