【英文法】選択肢判別法:(1)述語動詞になれるのか

大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
 
【述語動詞になれる動詞の形】
述語動詞とはSVOなどのVのことです。
述語動詞になれる動詞は、時制変化している動詞(つまり「現在形」「過去形」など)か、助動詞がついている動詞です。
不定詞動名詞分詞は述語動詞にはなれません。
 
(例) I went to the park to play soccer.
wentは「過去形」なので、述語動詞(V)です。
to playは「不定詞」なので、述語動詞(V)になれません。
 
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。

次の選択肢の違いを考えてみよう。
1. were
2. had been
3. being
4. having

【述語動詞(V)になれるか、なれないか】
1. were 2. had been は「過去形」「過去完了形」なので述語動詞(V)になれる。
3. being 4. having は「動名詞 or 現在分詞」なので述語動詞(V)になれない。
 
《解くpoint》
問題文の空所が述語動詞(V)かどうかを判断すれば、選択肢を絞ることができます。


ちなみに、この問題の選択肢は次のように判別することもできます。
 
【自動詞と他動詞】
1. were 2. had been 3. being はbe動詞を使っているので自動詞。
4. havingは他動詞。
 
《解くpoint》
空所の後ろに目的語になる名詞があるかどうかで自動詞を使うのか、他動詞を使うのか判断できます。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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