(1)その勉強方法はいつまでも通用しない
よくある事例の1つとして、偏差値60~65付近の人が伸び悩む、ということがあります。
これに該当する人は特に聞き入れて欲しいことですが、
総じて「自分のやり方が全て正しいと思い込んでいる」傾向にあります。
下手にオリジナルのやり方を貫いてしまっていて、かつ、なまじ、それなりの点数が取れてしまっているがために、修正の必要性に気付かず、
結果、ある程度以上の点数は取れないということになってしまうわけです。
典型例が「高校になって急に英語ができなくなった人」で、
この場合は、もうほぼたいていが「中学のうちは、単語の意味を何となく繋ぎ合わせて文の意味を推測していた」ということに原因があります(いわばただの言葉遊び状態)。
その他の場合でも、似たようなもので、総じて、高校範囲または大学入試レベルでは通用しない勉強方法を続けてしまっている、ということがあります。
(2)総じて『頑固』な印象
あくまでも筆者の印象ですが、頑張っているのに成績が伸びない、という人は、頑固であることが多いように思います。
(これを読んで「自分は違う」と思ったなら、まさにそれが証拠です)
例えば、質問としても「自分の答えのどこがダメなんですか!?(むしろ答えが間違えているんでは!?)」といったトーンの場合もあります。
ひどい場合には、(参考書の読み間違いなどの)単純な勘違いを指摘したときですら、「勘違いはしていない」と主張し、自分の非を認めないケースもあります。
こうした人は、結局、それほど成績は伸びない印象です。
成績が伸び悩んでいるという現実は、(「量」不足の場合も含めて)「自分のこれまでのやり方」が間違っているという証拠です。
その現実をきちんと直視し、学校の先生たちも含めて、きちんとアドバイスを聞く耳を持つことが何よりも大事です。