〔質問〕 足利尊氏はなぜ守護の権限を強めたのですか? 守護と武士の関係がイマイチ… よろしくお願いします! |
〔回答〕 守護の権限を強めた理由は、「武士が幕府の言うことを聞くようにする」ためです。 将軍家である足利氏一門を多くの地で守護につかせて、幕府の力を示すため、守護の権限を増やしました。 鎌倉時代にも守護は各国に配置されていましたが、治安維持や御家人の統率に当たっていました(現代でいう「警察の職務」) 室町幕府は守護たちによる連合政権という性格を持っていたため、京都付近の守護職や、地方の重要な機関にも足利氏が置かれています。 (管領や侍所所司を任された四職三管領も有力守護として兼任していたことから、いかに室町幕府が守護を重要視していたかがわかります) そんな幕府の身内である守護に、現代の地方の首長(知事など)クラスの権力を与えて支配しようとしたのです。 |
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