【質問】歴史(中学):冷戦と朝鮮戦争、キューバ危機の関係について

〔質問〕
冷戦と朝鮮戦争、キューバ危機の関係を教えてください。
〔回答〕
第二次世界大戦後に大きな力を持っていたアメリカとソ連は、戦後処理で対立するようになりました。資本主義国はアメリカ側に、社会主義国はソ連側について、対立が深まっていった状態を「冷戦」といいます。
この「資本主義側と社会主義側の対立」が、朝鮮戦争・ベトナム戦争・キューバ危機などに反映されました。
※ 冷戦期にはアメリカとソ連が直接戦争をしたわけではありませんでした。それもあり、朝鮮戦争やベトナム戦争はその「代理戦争」という言い方がされることもあります。
 
 
〔朝鮮戦争〕
第二次大戦後、朝鮮半島は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と大韓民国(韓国)に分断されました。
その後、1950年に北朝鮮が韓国に武力侵攻を行い、朝鮮戦争が始まりました(北朝鮮を中国が支援し、韓国をアメリカ軍を中心とした国連軍が支援)。
1953年に北緯38度線での分断が決まり、休戦協定が成立しました。
 
〔キューバ危機〕
1962年、ソ連がキューバで核ミサイル基地の建設しようとしていることが明らかになります。キューバはアメリカの近くですので、アメリカからすればものすごく腹立たしいことでした。
そのため、アメリカがキューバを海上封鎖し、「核戦争」が起こる寸前までいきましたが、ミサイルの撤去により落ち着きました。この出来事を、キューバ危機といいます。
(両国ともに、核の使用により地球が破壊されてしまうという考えに至っために落ち着いた)

 

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