【質問】地理:大阪、舞鶴、潮岬はそれぞれ何気候ですか?

〔質問〕
大阪、舞鶴、潮岬はそれぞれ何気候ですか?
〔回答〕
Cfa気候(温暖湿潤気候)になります。
中学範囲の説明では、
・大阪:瀬戸内の気候で、夏・冬とも降水量が少ない
・舞鶴:日本海側の気候で、冬の降水量(=雪のこと)が多い
・潮岬:太平洋側の気候で、夏は多雨、冬は少雨
と説明されます。降水量については、それぞれ「季節風に乗って湿った空気が(乾く前に)やってくるか」というのがポイントです。
 
(以下、高校範囲)
ケッペンの気候区分の定義に従って見ていくと、
それぞれ、最寒月平均気温(具体的には1月の平均気温)が「-3℃~18℃」の範囲にあり(この段階で「C」が確定)、また年を通じて乾季がないので、これらの結果「Cf」となります。
さらに、最暖月平均気温が22℃以上ありますので、「Cf」の中でも「a」ということになり、「Cfa」に区分されます。
 
なお、日本については、
・基本的にCfa(温暖湿潤気候)
・北海道と本州の山地はDf(冷帯湿潤気候)
のいずれか、と覚えておいてください。

 

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