勉強方法(記事):原因を具体的に突き止める

漫然と勉強していませんか?
きちんと普段のテストから点を取れていますか?

筆者も「点数がすべてではない」とは思いますが、現在の一般的な入試が点数で線引きされる以上、やはり「点数をとる」ことを必ず意識しないといけません。
その中で「普段の点数には、あるメッセージが込められている」と考えておいてください。

 
特になかなか点数が取れない・伸びない人は、きちんと具体的な対策を採った方がいいと思います。それは東大・京大レベルを目指す人も同様です。
点数が取れないということは、「根本的には理解できていない」とか、「とにかくミスが多すぎる」とか、何かしらの問題点がそこに現れてきているということです。確率論的にも、本当に実力のある人が何度も低い点数が続く、というのはまずないことです。

 
そこで、まずは点数が取れない・伸びない原因を「具体的に」洗い出す、ということをしてみてください。思いつく限り「紙に」書き出すというのが個人的には効果的だと思います。最初は先生に聞いてみてもいいと思います(ただし「根性論以外で」と釘を刺しておいてください)
このやり方は将来的に社会に出てからも通用するものです。漠然とではなく、手をつけやすいように問題点をあぶり出すということです。

例えば、定期テストや模試を振り返って、
英語が悪かったなら、その中でも特にどの項目がマズかったか。熟語や慣用表現を知らなかったのであればそれを覚えることに着手すればいいわけです。長文ができなかったのであれば、その中でも何が原因だったのか。単語を知らなかっただけなのか、3文目が読解できなかったのか、it が指すものがわからなかったのか、そもそも日本語でもよくわからないような文章だったのか。それによって、次にすべき行動は決まると思います。

他の教科でも同様です。数学であっても、計算ミスが多ければそうならない工夫を開発すべきでしょうし、全然歯が立たなかったなら基礎問題を徹底的にやり込んだ方がいいと思います。国語も、何を書いていいのかわからない場合は、先生に回答を書くポイントを聞くか、模試の解説を丁寧に読む、ということをしたらいいと思います。

 
とにかく「点数が取れない具体的な原因を突き止める」ことが重要です。
その後、優先順位をつけながらその具体的な原因を潰していく、という作業をくり返していけば、いずれは点数は上がっていくと思います。

 
 
※ ちなみに、「何がわからないかがわからない」という場合は、基礎がごっそり抜けている可能性が高いですので、基礎用の参考書・問題集を買ってきてやりこんだら糸口は見つかると思います。

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