<例文>
He has to call her tonight.
「彼は今夜、彼女に電話しなければならない。」
<ポイント>
・助動詞を使って、「ほぼ同じ意味に書き換える」問題がよく出題される
・書き換えの表現は、「空欄の数に合わせて」考える
・覚えておかないと対応できないので、覚えてしまう
「ほぼ同じ意味の文にしなさい」のようなものです。
こちらは、空所補充の問題なら「いくつ空欄があるのか」がヒントになり、書き換えることができます。ただし、覚えておかないと対応できないので、どんどん覚えていきましょう。
(1)「will」と「be going to」
「助動詞 will+[動詞の原形]」で「~するつもり」「~するだろう」という意味になります。
「[主語]+ be going to +[動詞の原形]〜.」で、「[主語]は〜する予定です / 〜するつもりです」という意味になります。
つまり、これらは書き換え可能な助動詞ということになります。
(2)「must」と「have to」
「must」は、「〜しなければならない」という「義務」を表す助動詞です。
「[主語] + have to + [動詞の原形]」の形で、「〜しなければならない」という意味になります。
つまり、これらは書き換え可能な助動詞ということになります。
ただし、注意したいのが、「否定文をつくるとき」です。
must を使った否定文をつくるときは、
[主語]+must not+[動詞の原形]~. の形にし、「~してはいけない」(禁止)という意味になります。
have to を使った否定文をつくるときは、
[主語]+don’t [doesn’t / didn’t]+[動詞の原形]~. の形にし、「~する必要はない」という意味になります。
肯定文のときはほぼ同じ意味ですが、否定文では大きく変わります。注意しましょう。
(3)その他の書き換え表現
・「can」と「be able to ~」
どちらも、「~できる」という意味になります。
・「should」と「ought to ~」
どちらも、「~すべき」という意味になります。
・「Shall we ~? 」と「 Let’s ~.」
どちらも、「~しませんか / ~しようよ」という意味になります。
Shall we play tennis together? = Let’s play tennis together. (一緒にテニスをしましょう。)
ただし、「ought to ~」を使った否定文は、「ought not to ~」という語順になります。
<その他の例文>
They won’t work tomorrow. (won’t=will not)
「彼らは明日、働かないだろう。」
Let’s play tennis together.
「一緒にテニスをしましょう。」
<まとめ>
・助動詞を使って、「ほぼ同じ意味に書き換える」問題がよく出題される
・書き換えの表現は、「空欄の数に合わせて」考える
・覚えておかないと対応できないので、覚えてしまう
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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