<例文>
He called me on arriving at the airport.
「彼は空港に着くとすぐ、私に電話をかけてきた。」
<ポイント>
・「文と文」などをつなぐことばを接続詞という
・接続詞によってつながれた文と文を、[前置詞]+[動名詞]を使って書き換えることができる
・「[前置詞]+[動名詞]」から「[接続詞]+[文]」に書き換えるときには時制に注意
「語と語」「句と句」「文と文」などをつなぐことばを接続詞といいます。
(「句」とは、「[主語]と[動詞]以外」の2つ以上の語のまとまりのこと)
接続詞にはたくさんの種類があり、色々な意味で「つなぐ」ことができます。
「文と文」をつないだ例として、
He called me as soon as he arrived at the airport.
(彼は空港に着くとすぐ、私に電話をかけてきた。)
こちらの場合は、接続詞「as soon as:~するとすぐに」を使って2つの文をつないでいます。
文① He called me. (彼は私に電話した)
文② He arrived at the airport. (彼は空港に着いた)
(2)接続詞を使わずに、[前置詞]+[動名詞]で書き換える
「文と文」をつなぐのに、接続詞を使わず、[前置詞]+[動名詞]を使って書き換えることができます。
He called me as soon as he arrived at the airport.
(彼は空港に着くとすぐ、私に電話をかけてきた。)
こちらを、前置詞 on を使って書き換えると、
He called me on arriving at the airport.
となります。
「on + [動名詞]~」で「~するとすぐに」という意味をつくれるのです。
他にも、
・when + [文] = in + [動名詞]~ 「~するときに」 (when + [動名詞]~でも可)
・before + [文] = before + [動名詞]~ 「~するときに」 (before は前置詞としても使える)
・after + [文] = after + [動名詞]~ 「~するときに」 (after は前置詞としても使える)
などがあります。
<その他の例文>
Brush your teeth before going to bed.
「寝る前に歯を磨きなさい。」
In crossing the street, you should be careful.
「その通りを渡るときには、気を付けないといけません。」
<補足>
「文と文」をつなぐのに、接続詞を使わず、[前置詞]+[動名詞]を使って書き換えることができますが、
当然その逆のパターンもあります。
その場合は、動詞の「時制(いつの話か)」に注意してください。
「私はテレビを見た後、宿題をし始めました。」
I began to do my homework after watching TV.
= I began to do my homework after I watched TV.
(メインの動詞 began に合わせて、接続詞のあとの動詞も過去形を使う)
<まとめ>
・「文と文」などをつなぐことばを接続詞という
・接続詞によってつながれた文と文を、[前置詞]+[動名詞]を使って書き換えることができる
・「[前置詞]+[動名詞]」から「[接続詞]+[文]」に書き換えるときには時制に注意
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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