<例文>
He kept the door open.
「彼はドアを開けておいた。」
<ポイント>
・文の要素が「SVOC」でできているものを第5文型という
・「S+ make +O+C.」の形で「SはOをCにする」という意味になる
・「O=C」の関係になる
文の要素が「SVOC」でできているものを第5文型といいます。
「S+ call +O C.」の形で「SはOをCと呼ぶ」という意味になります。
このとき、Oには「人や動物・もの」が入り、Cには名前が入ります。
Mika calls him Mako. (ミカは彼のことをマコと呼ぶ。)
「name(名付ける)」も同じような使い方ができます。
She named her dog Poko. (彼女は飼い犬にポコと名付けた。)
(2)S+ make +O C.
「S+ make +O C.」の形で「SはOをCにする」という意味になります。
(このつくりの場合、Oには人やもの、Cには状態を表す語が入ります)
このとき、「O=C」の関係になっています。
The news made me sad. (その知らせは、私を悲しませた。)
こちらの場合、
S(主語)は The news、V(動詞)は made、Oには me(人)、Cには sad (状態)となっています。
「me(私)」を「sad(悲しい)の状態」にした、ということです。
このとき、「me = sad」という関係が成り立っています。(O=C)
同じように、「O=Cの関係」にする動詞には以下のものがあります。
・keep A B:AをBにしておく
・leave A B:AをBのままにする
・find A B:AがBだと分かる
<その他の例文>
His voice makes me happy.
「彼の声は私を幸せにしてくれる。」
Keep your room clean.
「あなたの部屋をきれいにしておきなさい。」
<補足>
動詞 find は第3文型でも、第5文型でも使います。
第3文型では「見つける」、第5文型では「~だと分かる」という意味になります。区別できるようにしておきましょう。
〔第3文型〕 I found the easy book. (私はその簡単な本を見つけた。)
〔第3文型〕 I found the book easily. (私はその本を簡単に見つけた。)
〔第5文型〕 I found the book easy. (私はその本が簡単だと分かった。)
<まとめ>
・文の要素が「SVOC」でできているものを第5文型という
・「S+ make +O+C.」の形で「SはOをCにする」という意味になる
・「O=C」の関係になる
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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