<例文>
I usually go to school by bus.
「私はいつもはバスで学校に行く。」
<ポイント>
・英文は、4つの要素(SVOC)からできる5つの文型に分類できる
・「動詞が表す動作の対象となる語」を目的語(O)という
・「主語・目的語の内容や状態を説明する語」を補語(C)という
英語の文は、4つの要素(SVOC)からできる5つの文型に分類できます。
・S(主語):文の中で「誰が」「何が」を表す語(ふつう文頭にくる)
・V(動詞):主語の動作や状態を表す語(ふつう主語のうしろにくる)
・O(目的語):動詞が表す動作の対象となる語
・C(補語):主語・目的語の内容や状態を説明する語
文の要素にはなりませんが、英語の文にもM(修飾語)があります。
修飾語と考えるものは、副詞(頻度や時・場所など)や前置詞句([前置詞]+[名詞])などがあり、こちらのMはあっても・なくても文が成り立ちます。
これらを用いて、英文を基本文型に分類すると、以下のようになります。
第1文型:SV
第2文型:SVC
第3文型:SVO
第4文型:SVO1O2
第5文型:SVOC
なお、修飾語(M)は文の要素ではありませんが、すべての文型の中に入っている場合があります。
(2)第1文型
文の要素が「S(主語)とV(動詞)だけ」のものを第1文型といいます。
(もちろん、SVに加えて、M(修飾語)を含む場合が多いです)
〔第1文型の文〕
I usually go to school by bus. (私はいつもはバスで学校に行く。)
こちらの場合、
S(主語)は I ,V(動詞)は go となっています。
頻度を表す副詞 usually(いつもは), 前置詞句 to school(学校へ), by bus(バスで)はM(修飾語)のため、文の要素には含まれません。
<その他の例文>
He can run fast.
「彼は速く走れる。」
My son lived in Yokohama five years ago.
「私の息子は5年前横浜に住んでいました。」
<補足>
S,V,O,Cは、それぞれ略語となっています。
・主語 S(Subject)
・動詞 V(Verb)
・目的語 O(Object)
・補語 C (Complement)
<まとめ>
・英文は、4つの要素(SVOC)からできる5つの文型に分類できる
・「動詞が表す動作の対象となる語」を目的語(O)という
・「主語・目的語の内容や状態を説明する語」を補語(C)という
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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