【三角形の相似条件】
①３組の辺の比がすべて等しい
②２組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい
③２組の角がそれぞれ等しい

これら、３つの相似条件うち、１つでも当てはまれば「相似である」といえます。
 
 
（２）２組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい
【三角形の相似条件】②２組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい

このように、対応する２組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい場合に使います。
「AB：DE＝BC：EF、∠B＝∠E」のようになっている場合です。

具体例を見てみると、

図より、

AB：DE＝8：12＝2：3
CA：FD＝6：9＝2：3
∠A＝∠D＝55°　（←間の角）

このように、２組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しいようになっています。
このようなときに、△ABC∽△DEFとなります。

＜補足＞

相似条件の中の「２組の辺の比」については、
同じ三角形の中での関係（たとえば、AB：CAとDE：FD）を使わずに、
２つの三角形において対応する辺（AB：DEとCA：FD）を使って表します。

＜まとめ＞

・三角形の相似条件は３つある
・【三角形の相似条件】②２組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい
・AB：DE＝BC：EF、∠B＝∠E