世界史用語:大興城(だいこうじょう)

隋の都で、長安(現在の西安)のこと。
隋の建国者である楊堅によって都と定められ、政治、経済、文化の中心地として栄えた。
(補足)
正確には、それまでの長安については老朽化が進んでいたこともあって、やや郊外の箇所に新首都として建設されたもの。
ただ、その後の長安に含まれる地区であるため、「長安」として扱われることもある。

広大な宮殿群、整備された道路網などが建設されたり、大運河へも接続される等、隋の繁栄と力を象徴する都市であった。

隋は短命で滅亡するが、その後、唐が都市計画や建築を引き継ぎ、長安は代表的な古代都市として成長していった。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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