世界史用語:第1回三頭政治(さんとうせいじ)

前60年に始まった共和政ローマにおける非公式な政治体制・同盟。
カエサル、ポンペイウス、クラッススの3人の政治家によって、元老院の勢力を抑えること、及び、自らの政治的目的を達成すべく結成された。
(補足)
この体制により、カエサルはガリア遠征を行うための権力を、ポンペイウスは東方における自身の影響力を、クラッススは富と政治的地位を得ることができた。

この同盟は非公認であり、ローマの伝統的な共和政体制に反するもの(元老院に対する挑戦)であった。

しかし、この同盟は内部の対立により次第に弱体化し、クラッススの戦死とポンペイウスとカエサル間の対立により崩壊した。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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