〔質問〕(1) 二つの大輪変異体があり、これらはどちらも劣性 (潜性) ホモ接合体であることがわかっている。 今、これら2つの変異体を交配して次世代 (F1世代) を得た。これら2つの変異体が別々の遺伝子に変異をもつ場合、F1世代ではどのような植物が出現するか。 形質の置き方と、計算方法の立て方が分かりません。助力して頂けると助かります |
〔回答〕 形質の立て方は、このような場合、(正常な形質のことを野生型と表記するため)変異型と野生型で大丈夫です。 変異型の中にいくつか変異の種類があるという感じで、この場合は別の遺伝子で変異した形が2つある状態です。 (1) の計算方法ですが、仮に変異型1が遺伝子Aに変異が生じた、変異型2が遺伝子Bに変異が生じたとした場合、 (変異型は劣勢ホモでそれぞれ別の遺伝子は変異がないと仮定して)変異型1はaaBB、変異型2はAAbbと表せます。 その上での組み合わせを考えればOKです(結果的には1種類になります) 次にF1同士を掛け合わせる際ですが、 まず「AB, Ab, aB, ab」と「AB, Ab, aB, ab」の組み合わせを考えてみてください。 この際は、4×4の表を作り、例えば、AB と Ab に対して、AABb というようは書き込みをしてみてください。 その上で、ここで得られる16パターンについて、 ※ 遺伝の項目は、遺伝子を適当なアルファベットで置いて表を作ると考えやすくなります。 |
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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