<例文>
Our teacher says that English is important.
「 私たちの先生は英語が重要だと言っています。」
<ポイント>
・接続詞 that は「あれ」とは訳さず、うしろに文をともなって「~ということ」という意味になる
・「I think that ~.」で「私は~だと思う」、「I know that ~.」で「私は~だと知っている」
・中心となる文の動詞が過去形であると、that以下の動詞[助動詞]も過去形を使う(時制の一致)
接続詞 that はうしろに文をともなって「~ということ」という意味になります。
(この場合は「あれ」「あの~」という意味は表しません)
具体的には「that + [主語]’ + [動詞]’ ~.」という形をとって、「ひとつの意味のかたまりをつくる」というイメージです。
Our teacher says that English is important. の場合、
・Our teacher says (先生が言う) (←主節)
・English is important (英語が重要である) (←that節)
という二つの部分からできています。
これらを合わせて、先生が言う + 英語が重要であること(that) より、
「私たちの先生は英語が重要だと言っています」と考えます。
このような thatの使い方ができる動詞には、以下のものがあります。
・believe:信じる
・hear:聞く
・hope:望む
・know:知っている
・say:言う
合わせて覚えておきましょう!
(2)thatの省略
接続詞 that は省略されることがあります。
特に「はなしことば(口語)」の場合に、よく省略されます。
Our teacher says that English is important.
=Our teacher says English is important. (私たちの先生は英語が重要だと言っています。)
(3)時制の一致
中心となる文の動詞が過去形であると、that以下の動詞[助動詞]も過去形を使います。
このことを「時制の一致」といいます。
〔現在〕
I know that he works hard. (私は、彼は熱心に働いていると知っている。)
〔過去〕
I knew that he worked hard. (私は、彼は熱心に働くと知っていました。)
<その他の例文>
I am sure he will come here tomorrow.
「(私は)きっと彼が明日ここに来ると思っています。」
We know (that) the earth is round.
「私たちは地球が丸いことを知っています。」
<補足>
「時制の一致」が起こるのは、think や know などの主節の動詞が過去のときだけです。
現在や未来のときには、時制の一致は起こらないので、注意しましょう。
<まとめ>
・接続詞 that は「あれ」とは訳さず、うしろに文をともなって「~ということ」という意味になる
・「I think that ~.」で「私は~だと思う」、「I know that ~.」で「私は~だと知っている」
・中心となる文の動詞が過去形であると、that以下の動詞[助動詞]も過去形を使う(時制の一致)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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