<例文>
He was too busy to watch TV last night.
「彼はあまりにも忙しくて昨夜テレビを見れなかった。」
<ポイント>
・「too … to do ~」の形で、「…すぎて~できない」「~するにはあまりにも…だ」という意味
・「… enough to do ~」の形で、「十分…なので~できる」という意味
・どちらの表現も「so … that ~」の形に書き換え可能
「too … to do ~」の形で、「…すぎて~できない」「~するにはあまりにも…だ」という意味になります。
He was too busy to watch TV last night. (彼はあまりにも忙しくて昨夜テレビを見れなかった。)
こちらの表現の「…の部分」には、「マイナス(良くないイメージ)の意味を表す語」が入ります。
(2)… enough to do ~
「… enough to do ~」の形で、「十分…なので~できる」「~できるほど十分…だ」という意味になります。
He is rich enough to buy this watch. (彼はこの時計を買えるほどお金持ちです。(=十分金持ちだ))
こちらの表現の「…の部分」には、「プラス(良いイメージ)の意味を表す語」が入ります。
(3)「so … that ~」の形に書き換え
「too … to do ~」「… enough to do ~」のどちらも、「so … that ~」の形に書き換えることができます。
ただし、「that のうしろの部分に、あらためて主語を書く」必要があります。
(こちらの that は、接続詞の that なので「主語と動詞が必要になる」ため)
・He was too busy to watch TV last night. (彼はあまりにも忙しくて昨夜テレビを見れなかった。)
= He was so busy that he couldn’t watch TV last night.
「too … to do ~」の場合は、「~できない」という意味になるので、「can’t [couldn’t]」を使うことになります。
・He is rich enough to buy this watch. (彼はこの時計を買えるほどお金持ちです。)
=He is so rich that he can buy this watch.
「… enough to do ~」の場合は、「~できる」という意味になるので、「can [could]」を使うことになります。
<その他の例文>
I am to tired to walk anymore.
「私はつかれすぎて、これ以上歩けません。」
The bag was small enough to carry.
「そのかばんは十分軽かったので、運ぶことができました。」
<補足>
「… enough to do ~」の語順に注意しましょう。
…の部分には、[形容詞]か[副詞]が入るため、日本語訳にひっぱられる形で、「enough …」としてしまうミスが目立ちます。気をつけましょう!
<まとめ>
・「too … to do ~」の形で、「…すぎて~できない」「~するにはあまりにも…だ」という意味
・「… enough to do ~」の形で、「十分…なので~できる」という意味
・どちらの表現も「so … that ~」の形に書き換え可能
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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