〔質問〕 時制の分野などで動作動詞、状態動詞という言葉がでてきますがそれぞれどうやって見分ければいいでしょうか? またこれらは時制とはどう関係してくるものと整理しておけばいいでしょうか? | |||||||||
〔回答〕 端的に言えば、 ・状態動詞:必ず「前後で同じ状況が続く」 ・動作動詞:「一瞬だけ」ということがありえる の違いです。 状態動詞については、例えば I have a pen. と言った場合、原則として1秒前や1秒後も所有または所持していることが予想されます。 一方の動作動詞については、例えば run という行為は、「ずっと走り続ける」「習慣として、毎日走る」みたいなこともできますが、「今の一瞬だけ走る」ということもできるわけです。 そのため、上記のような区別になります。 「原則として1秒前や1秒後も続いている」という状態動詞と、「前後がどうなのかはわからない」という進行形とでは非常に相性が悪いことになります。 したがって、下記の表のようなことが起こります。 ※ 状態動詞でも I’m living in ~. のように、一時的なことを表すケースはある。 |
なお、現在形(や過去形)、及び、状態動詞に関して、
誰かにあげれば have の状況ではなくなるように、「『今』の前後」というのがどれだけの幅なのかはケースバイケースのことになります。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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