【質問】化学:分子結晶と共有結合の結晶の違いがわかりません

〔質問〕
分子結晶と共有結合の結晶の違いがわかりません
〔回答〕
まず結晶とは、同じパターンを繰り返している塊、のことですが、

原則として、
・共有結合 → 原則として分子ができる → 分子が寄せ集まって分子結晶ができる
・イオン結合 → イオン結晶ができる
・金属結合 → 金属結晶(いわゆる金属の塊)ができる
という関係です

分子結晶については「複数の分子がギュッとなっているだけ」のもので、例えばドライアイスは「CO2」という分子が何個も寄せ集まっているものです。
※ 分子内だけを見れば共有結合で繋がっているが、それぞれの分子と分子は切れている

 
一方、共有結合の結晶(共有結合だけでできた結晶)については、何億個・何兆個もの原子がすべて共有結合で繋がり、一つの塊となっているものです。


(図はそれぞれ、あくまでもイメージ図です。実際の配列とは異なります)

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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