<ポイント>
・【DNAの塩基】→〔RNAの塩基〕で表すと、【A】→〔U〕, 【T】→〔A〕, 【C】→〔G〕, 【G】→〔C〕
・転写によってできたRNAを「mRNA(伝令RNA)」という
・3個の塩基配列が1組となり、「1つのアミノ酸を指定」する
・【DNAの塩基】→〔RNAの塩基〕で表すと、【A】→〔U〕, 【T】→〔A〕, 【C】→〔G〕, 【G】→〔C〕
・転写によってできたRNAを「mRNA(伝令RNA)」という
・3個の塩基配列が1組となり、「1つのアミノ酸を指定」する
〔問題〕
こちらに示した、あるDNAのヌクレオチドの塩基配列について、次の各問に答えなさい。
こちらに示した、あるDNAのヌクレオチドの塩基配列について、次の各問に答えなさい。
ATTGGCCATTAACCG
(1)このDNAの塩基配列を写し取ったRNAの塩基配列を答えなさい。
(2)真核生物の場合、転写はどこで行われるか答えなさい。
(3)転写によってできたRNAを何というか答えなさい。
(4)このDNAの塩基配列の場合、何個のアミノ酸の指定ができるか答えなさい。
〔解答・解説〕
ATTGGCCATTAACCG
(1)このDNAの塩基配列を写し取ったRNAの塩基配列を答えなさい。
「転写が行われるときの対応」は、
【DNAの塩基】→〔RNAの塩基〕で表すと、
【A】→〔U〕, 【T】→〔A〕, 【C】→〔G〕, 【G】→〔C〕
となります。
よって、RNAの塩基配列は「UAACCGGUAAUUGGC」となります。
(2)真核生物の場合、転写はどこで行われるか答えなさい。
転写は「核(の内部)」で行われます。
(3)転写によってできたRNAを何というか答えなさい。
転写によってできたRNAを「mRNA(伝令RNA)」といいます。
(4)このDNAの塩基配列の場合、何個のアミノ酸の指定ができるか答えなさい。
「3個の塩基配列が1組となり、1つのアミノ酸を指定」するので、
DNAの塩基の個数 15個÷3個=「5個」
<まとめ>
・【DNAの塩基】→〔RNAの塩基〕で表すと、【A】→〔U〕, 【T】→〔A〕, 【C】→〔G〕, 【G】→〔C〕
・転写によってできたRNAを「mRNA(伝令RNA)」という
・3個の塩基配列が1組となり、「1つのアミノ酸を指定」する
・【DNAの塩基】→〔RNAの塩基〕で表すと、【A】→〔U〕, 【T】→〔A〕, 【C】→〔G〕, 【G】→〔C〕
・転写によってできたRNAを「mRNA(伝令RNA)」という
・3個の塩基配列が1組となり、「1つのアミノ酸を指定」する
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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