<ポイント>
・減数分裂では、第一分裂・第二分裂と呼ばれる分裂が2回行われる
・DNA量はS期に2倍になり、第一分裂で(母細胞の)元の量に戻る
・第二分裂前にDNAが複製されないので、第二分裂が終わると娘細胞のDNA量は母細胞の半分になる
・減数分裂では、第一分裂・第二分裂と呼ばれる分裂が2回行われる
・DNA量はS期に2倍になり、第一分裂で(母細胞の)元の量に戻る
・第二分裂前にDNAが複製されないので、第二分裂が終わると娘細胞のDNA量は母細胞の半分になる
(1)減数分裂の細胞周期
減数分裂の細胞周期は、体細胞分裂の細胞周期とほとんど同じ流れになります。
流れとして異なる点は、「第一分裂・第二分裂と呼ばれる分裂が2回行われる」ことです。
減数分裂の細胞周期は、体細胞分裂の細胞周期とほとんど同じ流れになります。
流れとして異なる点は、「第一分裂・第二分裂と呼ばれる分裂が2回行われる」ことです。
その他の流れは、体細胞分裂と同じになっています。
(2)減数分裂におけるDNA量の変化
まず、間期のS期において、DNA量が複製されて2倍になります。
その後、第一分裂で「母細胞のG1期の量に戻る」ことになります。
(分裂によって、2倍になっていた量が半減して元に戻るということ)
さらに、第二分裂は「その前にDNAの複製が行われずに」分裂するので、第二分裂が終わると娘細胞のDNA量は母細胞の半分になります。
減数分裂の細胞周期におけるDNA量をグラフにしたものがこちらです。
(このグラフの「核あたりのDNA量」は、相対値です)
<補足>
減数分裂によってできた娘細胞の染色体の数も、DNA量と同じく「半減する」ことになります。
これは、体細胞がもつ一対の相同染色体(形や大きさが同じで、対になっている染色体)が、減数分裂によって娘細胞に分けられ、そのどちらかだけを娘細胞が持つことになるからです。
減数分裂によってできた娘細胞の染色体の数も、DNA量と同じく「半減する」ことになります。
これは、体細胞がもつ一対の相同染色体(形や大きさが同じで、対になっている染色体)が、減数分裂によって娘細胞に分けられ、そのどちらかだけを娘細胞が持つことになるからです。
なお、減数分裂によってできた生殖細胞が受精をすると、「DNA量・染色体数は元通り」になります。
(母細胞のG1期と同じ量に戻るということ)
<まとめ>
・減数分裂では、第一分裂・第二分裂と呼ばれる分裂が2回行われる
・DNA量はS期に2倍になり、第一分裂で(母細胞の)元の量に戻る
・第二分裂前にDNAが複製されないので、第二分裂が終わると娘細胞のDNA量は母細胞の半分になる
・減数分裂では、第一分裂・第二分裂と呼ばれる分裂が2回行われる
・DNA量はS期に2倍になり、第一分裂で(母細胞の)元の量に戻る
・第二分裂前にDNAが複製されないので、第二分裂が終わると娘細胞のDNA量は母細胞の半分になる
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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