【質問】英語:名詞に a をつけるのと the をつけるのとの違いは何ですか?

〔質問〕
名詞に a をつけるのと the をつけるのとの違いは何ですか?

“The” girl talking
“A” girl who is from Osaka

ワークにはこのような例文がのっていました

〔回答〕
要約すると「話し手と聞き手とで、全く同じ人または物を思い浮かべることができるかどうか」ですが、
訳で区別するなら、
・a の方は「とある~」という意味合い、
・the の方は「例の~」や「あなたも知っている~」という意味合い
の違いです。

比較のため、例文を揃えると、
A girl who is from Osaka であれば、「大阪から来た、とある女の子」というニュアンスで、聞き手にとっては初登場の人物で、他の特徴などは一切知らない状態にあります。

一方、The girl who is from Osaka であれば、「大阪から来た、例の女の子」というニュアンスで、聞き手にとっても何かしらは聞き覚えがあったりして、話し手が思っているのと「同一人物」を想定できている状態にあります。
 
 
他の場合でも、例えば「ペン取って!」という場合、
・どれでもよく、話し手の想定と聞き手の想定が違っていてもいいなら a
・話し手が取ってもらいたいペンと、聞き手が取ろうとしているペンが同一であるなら the
という違いになります。

〔詳細〕
the を最初に習ったときに「2回目以降は the」みたいな感じのことを何かしら聞いていると思いますが、これについても結局は上記に関することで、
例えば「This is a pen. The pen is new.」という連続した2文の場合、1回目で「とりあえず、とあるペンが登場」しますが、2回目の時点では「話し手・聞き手ともに同じペンのことを想定」しながら話しているはずですので、必然的に the でないとおかしい、という話です。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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