必要な得点率ですが、目安としては7割を想定しておいてください。
実際にはスコアを算出しての判断をしています。
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/eiken-cse_admission.html
 
 
その上で実際の勉強法ですが、レベル感として「大学中級程度」で「社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる。」という設定のものですので、得意・不得意や海外経験の有無にもよりますが、原則としては「そもそもの英語力自体を高めていく」必要があります。

つまり、変に英検対策を意識した「こういう出題傾向があるからこう」みたいな学習法をとるのではなく、受験勉強と同じというか、オーソドックスに「文法・語彙、速読・読解力」を高めるところから進めた方がいいです。
読解については、（ネイティブ並みに英語を浴びる環境になければ）決して雰囲気で読み進めるのではなく、文法知識を使って「解読していく」というようにしてください。速読はそれのスピードアップ版です。

それらの基盤ができていれば、通常はライティングやスピーキングの力は比例していきますので、これらについては最終的に英検用のテキストで試験対策をすれば構わないです。
（比例しないようであれば、文法やリーディングの進め方が違っている可能性が高いです）

リスニングについては、慣れが必要ですが、英検に限らず、同じ教材を何回も聞くようにしてください。
最初はスクリプトを見ながらで結構ですので、「最終的に何も見ずにほとんど全単語を聞き取れる」くらいにまで反復して聞いてください。
（そこまで行けば次のトピックに進んでください）

教材ですが、もちろん直接的に英検用の教材も使っておくべきですが、単語も含め、量が足りなさそうであれば難関大受験用も併用してください。
※ 上記の通り、小手先ではなく英語力そのものを高めないといけませんので、そういう点で「絶対にこれ」と限定する必要はないです。