〔質問〕 増減表を書く際の、2段目の正負の判断方法がわかりません。 |
〔回答〕 本来は、不等式を解く(下記参照)か、導関数のグラフ(横軸:x、縦軸:y’)を書いて考えるかですが、手っ取り早く判断するなら「テキトーな x を代入して、y’ が実際に正か負か計算する」というやり方で大丈夫です。 |
〔詳細〕
本来、増減表を書くときは、
① y’>0 のとき
② y’=0 のとき
③ y’<0 のとき
という3つの場合分けを常にする必要があります。
ただ、めんどくさいので、② だけを行っている、という感じのものです。
本来、増減表を書くときは、
① y’>0 のとき
② y’=0 のとき
③ y’<0 のとき
という3つの場合分けを常にする必要があります。
ただ、めんどくさいので、② だけを行っている、という感じのものです。
ですので、2段目を埋める際、一番原則通りのやり方は、
毎回、
① y’>0 のとき
② y’=0 のとき
③ y’<0 のとき
という場合分けを行って、それらの解を得ることです。
例えば ① の解として 1<x<3 が得られたのなら、(このときに y’ の値は正ということなので)増減表のこの区間の2段目は「+」ということになります。
ただし、それもめんどくさいので、手っ取り早く判断するには、増減表の「…」の部分にある x を適当に使って、
・正の値が得られるか、
・負の値が得られるか、
で試してもらったら結構です。
例えば、y’=0 の解として x=1, 3 が得られているなら、適当に x=2 とか y’ の値を求めてみて、それが正なら「+」ということで結構です。
※ 厳密には、他の x でも大丈夫という保証がありませんが、答案上はバレませんのでこれで構わないです。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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