高校英文法:感情動詞を用いた分詞

<例文>
He looked surprised at the fact.
「彼はその事実に驚いたようだった」

<ポイント>
・英語の感情を表す動詞は「〜させる」br />
・感情動詞が現在分詞になると「(人を)〜させる」
・感情動詞が過去分詞になると「(人が)〜する」

英語の感情を表す動詞は、「(人)を〜させる」という意味を持ちます。

The fact surprised us.
「その事実は私たちを驚かせた
( この例文で使われている surprised は 過去形 です )

そしてこの感情を表す動詞が分詞になると注意が必要です。
感情を表す動詞の 現在分詞「(人を)〜させる」

The fact was surprising to us.
「その事実は私たちにとって驚きでした」
この例文では、The fact「その事実」が「(人を)驚かせる」という関係があるので、surprising現在分詞 になっています。
原則、人以外を表す名詞 に対して感情を表す動詞を分詞で用いる場合は、現在分詞 doing の形になります。

感情を表す動詞の 過去分詞「(人が)〜する」

He looked surprised at the fact.
「彼はその事実に驚いたようだった」
この例文では、He「彼」が「驚く」という関係があるので、surprised過去分詞 になっています。
原則、人を表す名詞 に対して感情を表す動詞を分詞で用いる場合は、過去分詞 done の形になります。

< 感情を表す動詞 >
surprise「を驚かせる」
amaze「を驚かせる」
disappoint「をがっかりさせる」
please「を喜ばせる」
delight「を喜ばせる」
satisfy「を満足させる」
excite「をわくわくさせる」
interest「に興味を持たせる」
annoy「をイライラさせる」
frighten「を怖がらせる」

<その他の例文>
This was an exciting game.
「これはワクワクする試合だった」

There were a lot of excited fans.
「興奮したファンがたくさんいた」

<補足>
感情を表す動詞以外にも「〜させる」という意味を持つ動詞があります。これらの動詞も感情を表す動詞と同じように現在分詞と過去分詞を使い分けましょう。

injure「(人)を負傷させる」
wound「(人)を負傷させる」
seat「(人)を座らせる」
dress「(人)に服を着させる」

Please remain seated until the seat belt sign is turned off.
「シートベルトのサインが消えるまで座ったままでいてください」

seat は 過去分詞 seated という形になって「座っている」という意味になります。

<まとめ>
・英語の感情を表す動詞は「〜させる」br />
・感情動詞が現在分詞になると「(人を)〜させる」
・感情動詞が過去分詞になると「(人が)〜する」

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています