Seeing me, the baby began to cry.
「私を見ると、その赤ん坊は泣き始めた」
<ポイント>
・分詞構文は文頭で用いることができるbr />
・文頭で用いる分詞構文は「〜して」「〜すると」などと訳す
今回は、①文頭 で用いる分詞構文について説明していきます。
< 文頭で用いる分詞構文 >
Doing ~, S + V …
Done ~, S + V …
Seeing me, the baby began to cry.
「私を見ると、その赤ん坊は泣き始めた」
この例文では、Seeing me が分詞構文になります。
Seen once, the sight can’t be forgotten.
「一度見ると、その景色は忘れることができない」
この例文では、Seen once が分詞構文になります。
< 文頭で用いる分詞構文の訳 >
文頭で用いる分詞構文は、「〜して」「〜すると」と訳すことが多いです。
Seeing me, the baby began to cry.
「私を見ると、その赤ん坊は泣き始めた」
Seen once, the sight can’t be forgotten.
「一度見ると、その景色は忘れることができない」
「〜して」「〜すると」など、分詞構文の訳の決定は、分詞構文の内容と主節の内容とのつながりを考えると自然と訳せるようになっていきます。
< 現在分詞 か 過去分詞 かの判断 >
分詞構文が 現在分詞 doing から始まるのか 過去分詞 done から始まるかは 主節の主語との関係 によって決まります。
① 主節の主語と 「が〜する」関係 → 現在分詞 doing
Seeing me, the baby began to cry.
主節の主語 the baby と see me の関係は、「赤ん坊が私を見る」という関係なので、Seeing me と 現在分詞 になっている。
② 主節の主語と 「を〜する」関係 → 過去分詞 done
Seen once, the sight can’t be forgotten.
主節の主語 the sight と see once の関係は、「その光景を見る」という関係なので、Seen once と 過去分詞 になっている。
Living in the country, we had few amusements.
「田舎に住んでいて、娯楽がほとんどなかった」
Written in plain English, the book is easy to read.
「簡単な英語で書かれていて、その本は読みやすい」
文頭に用いる分詞構文は「〜だが」と訳されることもあります。
Admitting what you say, I still think that you are wrong.
「あなたが言っていることは認めるが、それでもあなたが間違っていると思います」
「〜だが」と訳される分詞構文には Admitting ~ がよく使われます。
・分詞構文は文頭で用いることができるbr />
・文頭で用いる分詞構文は「〜して」「〜すると」などと訳す
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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