高校英文法:分詞構文 beingの省略

<例文>
Seen once, the sight can’t be forgotten.
「一度見ると、その景色は忘れることができない」

<ポイント>
・分詞構文はbeingから始まることがあるbr />
・beingから始まる分詞構文は、beingを省略できる

分詞構文は being から始まる場合があります。以下の流れを理解しましょう。

If it is seen once, the sight can’t be forgotten.

接続詞を消します。
→ it is seen once, the sight can’t be forgotten.

接続詞節中の主語を消します。
→ is seen once, the sight can’t be forgotten.

接続詞節中の動詞を doing にする。
Being seen once, the sight can’t be forgotten.

Being seen once, the sight can’t be forgotten.
この分詞構文は Being seen once と being から始まっています。ただし、being から始まる分詞構文は being を省略することができます。
よって上の例文は、
Seen once, the sight can’t be forgotten.
と表すこともできます。

つまり、過去分詞から始まる分詞構文being が省略された分詞構文 と解釈することができるわけです。

<その他の例文>
Printed in haste, the book has many misprints.
「急いで印刷したので、その本にはたくさんのミスプリがあります」

Unable to solve the problem, I went to bed.
「その問題を解けなくて、私は寝ました」

<補足>
being が省略された分詞構文は、過去分詞から始まる分詞構文になる場合と、形容詞から始まる分詞構文 になる場合があります。

Being unable to solve the problem, I went to bed.
→ Unable to solve the problem, I went to bed.

Being unable to solve the problem の Being を省略すると、Unable to solve the problem となります。その結果、Unable形容詞から始まる分詞構文 が出来上がるわけです。

<まとめ>
・分詞構文はbeingから始まることがあるbr />
・beingから始まる分詞構文は、beingを省略できる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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