【記事】勘に頼らない

成績を上げるための勉強方法として、「勘に頼らない方法を探す」というのをご紹介します。
「確実にできることを増やす」、「困った時の拠り所を作る」ということです。

一番イメージしやすいのが、社会の暗記でしょう。用語などを確実に覚えておけば、きちんと点数は取れますよね。

このことは、他の教科でも言えるのです。一部だけ、簡単に説明します。

英語であれば、例えば、文法をマスターするということです。
各単語の日本語訳を思い出して適当に並べかえるというやり方はいつか破綻します。文法という確実なものを、確実に覚えておけば(時には例外もありますが)、確実に点数は取れるようになるはずです。

数学でも、入試で出てくる問題のパターンは限られています。
各パターンを1つずつ確実にマスターしておけば、発想力とかひらめきとか、そういう「偶然」に期待する必要はなくなります。(数学で問われていることは、論理力(:いい加減に述べない力)だと思ってください)

国語も確実な作業を積み重ねていけば点数に繋がります。
まずは、適当に文章を読んでいくのではなく、主語を見る作業を確実に行ってください。
特に、「大事なことは」とか「理由は」という言葉は意外と登場しています。日本語の文法という確実なものに従えば、筆者の主張や根拠は必ずその次に(述部として)書かれています。

また、ケアレスミスに関しても、確実な防止策を練ってください。
「まあ、次は大丈夫だろう」とかいう根拠のない妄想に頼るのではなく、ミスが発生した原因とその対策をしっかり考えるようにしてください。

「なんとなく(…と思う)」というのは成績アップの天敵です。天命は人事を尽くしてから待ってください。

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