高校英文法:第1文型

<例文>
I live in Osaka.
「私は大阪に住んでいます」

<ポイント>
・第1文型は S と V だけで成り立っている英文
・動詞には 自動詞 が使われる
・第1文型は S + V の後ろに 修飾語(副詞)が続くことが多い

まずは文型を理解する上で大事なことを説明します。
1つの英文は、S[主語], V[述語動詞], O[目的語], C[補語], M[修飾語]という5つの記号から成り立っています。
そして、この5つの記号のうち、S, V, O, C のことを 文の主要素 と呼び、この4つの記号から作られる文をグループ分けしたものを 文型 と呼んでいます。

M[修飾語]は文型を判断する上では必要のない要素になります。
M になるものは主に 副詞前置詞 + 名詞 なので、この2つ以外の単語たちを S, V, O, C のどの記号になるかを判断できれば、文型がわかるようになります。

S, V, O, C になる品詞にはルールがあるので、覚えておきましょう。
S[主語]になれる品詞 : 名詞
V[述語動詞]になれる品詞 : 動詞
O[目的語]になれる品詞 : 名詞
C[補語]になれる品詞 : 形容詞 か 名詞

以上のことを理解して、各文型を理解していきましょう。

第1文型は S + V です。
I live in Osaka.
「私は大阪に住んでいます」

I が S[主語]で、live が V[述語動詞] です。
in Osaka は 前置詞 + 名詞 なので、M[修飾語] になるので、文型には含まれません。

第1文型で使われる動詞は 自動詞 です。
自動詞とは 目的語を後ろに続けられない動詞 のことです。
I live in Osaka. の live「住んでいる」は 自動詞 ということです。

第1文型は S + V から成り立っている文型ですが、I live in Osaka. のように in Osaka と修飾語と一緒に使うのがふつうです。

<その他の例文>
She runs in the park every morning.
「彼女は毎朝公園を走ります」

My apartment is near Central Park.
「私のアパートはセントラルパークの近くにあります」

<補足>
「名詞がある・いる」という意味の There is 名詞.There are 名詞. も第1文型の英文です。
There is a cat under the table.「テーブルの下に猫がいる」

第1文型は S + V + 副詞 ですが、倒置が起こると 副詞 + V + S という語順になります。
この形に当てはめると、There[副詞] + is[V] + a cat[S] になります。
よって、There is 名詞.There are 名詞. も第1文型の英文となります。

<まとめ>
・第1文型は S と V だけで成り立っている英文
・動詞には 自動詞 が使われる
・第1文型は S + V の後ろに 修飾語(副詞)が続くことが多い
・There is 名詞 / There are 名詞 も第1文型の英文

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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