高校英文法:複合関係詞 whatever ①(名詞節)「〜するものは何でも」

<例文>
You can do whatever you want to do.
「あなたのしたいことは何でもしていいですよ」

<ポイント>
・名詞節のカタマリをつくる
・whatever の後ろは名詞がない不完全文が続く
・whatever は anything that に置き換えられる

whatever + S V ~名詞節のカタマリ をつくり、「〜するものは何でも」 という意味になります。
名詞節をつくる(名詞と同じ役割をする)ということで、文中で「主語・目的語・補語・前置詞の後ろ」の位置で使われます。

You can do whatever you want to do. は whatever you want to do が can do の 目的語 になっているというもので、「あなたのしたいことは何でも(を you can do)」と訳すことができます。

また、whatever の後ろの部分(you want to do)は不完全文になっています。今回の場合は最後の do の目的語が抜けています。
もしくは、whatever you want to do の中で「whatever が do の目的語になっている」という解釈もできます。
(※ 完全文・不完全文についてはこちら
 
 
なお、whatever + S V ~anything that + S V ~ に置き換えることができます。
You can do whatever you want to do.
= You can do anything that you want to do.

<その他の例文>
Whatever he said was true.
「彼が言ったことは何でも本当だった」
(Whatever he said がカタマリとして主語に)

I’ll give you whatever I have.
「私が持っているものは何でも君にあげるよ」
(whatever I have がカタマリとして(第4文型の2つ目の)目的語に)

<補足>
whatever + (S) V ~ が 主語 で使われると 三人称単数扱い になります。
Whatever he said was true. は Whatever he said が 主語 になっているので、was となっています。
<まとめ>
・名詞節のカタマリをつくる
・whatever の後ろは名詞がない不完全文が続く
・whatever は anything that に置き換えられる
・whatever + (S) V ~ が 主語 になると 三人称単数扱い になる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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